DRIP & INJECTION
お口のお悩みに、
診察から考える注射治療。
歯ぎしり・食いしばりによる顎の負担や、歯ぐき・口元の見た目について、お悩みはありませんか。深谷市のスマイル歯科クリニックでは、お口の状態を確認し、症状やご希望に応じて注射による治療を検討しています。
このページでは、ボツリヌス治療とヒアルロン酸注射療法をご案内します。作用や目的の異なる治療のため、まずは原因や適応を調べ、期待できる変化、限界、リスク、費用をご説明したうえで、治療方針を相談します。

院長より
症状とご希望を伺い、必要な治療を一緒に考えます
朝起きると顎が疲れている、食いしばりが気になる、歯と歯の間のすき間が気になって笑いにくい。このようなお悩みにも、いくつかの原因や対応方法があります。
大切にしているのは、治療方法を先に決めるのではなく、お口の状態と患者様が困っていることを確認することです。筋肉への対応が必要なのか、歯や歯ぐきの治療を優先すべきなのかを見極め、注射以外の選択肢も含めてご説明します。
注射による治療にも、効果の個人差や副作用があります。ご希望だけでなく、持病や服用中のお薬、これまでに受けた治療も伺い、無理のない方針を考えていきます。「自分の場合は相談できるのか」という段階から、お気軽にお聞かせください。
スマイル歯科クリニック
院長 鳥海 龍徳

注射治療の詳しいご案内
ボツリヌス治療は筋肉の働きに作用し、ヒアルロン酸注射は組織のボリュームや形態を補う目的で検討する治療です。それぞれ対象となる状態や注意点が異なります。詳しい内容は、各治療のページでもご案内しています。
ボツリヌス治療について
ボツリヌス治療は、神経から筋肉への刺激の伝達を抑える製剤を筋肉に注射し、その働きを一時的に弱める治療です。歯科では、歯ぎしり・食いしばりに伴う咬筋の強い働きなどに対し、診察のうえで検討する場合があります。
筋肉への作用と、治療の限界
咬筋は、食べ物を噛むときに働く筋肉の一つです。ボツリヌス治療では、その働きを弱めることで、筋肉由来の負担や症状の軽減を目指します。ただし、歯ぎしりが起こる原因を取り除く治療ではなく、歯ぎしりの消失や歯の破損予防を保証するものではありません。
顎の痛みには、関節や筋肉など複数の要因が関わります。顎関節症全体に対するボツリヌス治療の有効性は十分に確立しておらず、すべての顎の症状に適した方法ではありません。生活習慣への対応やマウスピースなども含め、状態に合った方法を検討します。
変化を確認して、継続の必要性を判断します
作用は永久に続くものではありません。変化が現れるまでの時間や持続期間は、使用する製剤、部位、量、筋肉の状態などによって異なります。再度の治療は、効果だけでなく噛みにくさなどの副作用も確認し、必要性と間隔を判断します。
ヒアルロン酸注射療法について
ヒアルロン酸注射療法は、製剤を注入して組織のボリュームや形態を補うことを目指す治療です。歯科では、歯と歯の間の歯ぐきのすき間や、口元の形態に関するお悩みなどについて、治療の適否を検討します。

歯ぐきのすき間は、原因の確認が大切です
歯と歯の間にできる三角形の黒いすき間を「ブラックトライアングル」と呼びます。歯ぐきの位置だけでなく、歯の形や並び方、歯を支える骨の状態などが関わるため、注射だけで対応できるとは限りません。
ヒアルロン酸の注入による歯間のすき間への対応は、効果や長期的な持続性に関する研究がまだ限られています。すき間が完全に閉じることや、歯周病で失われた骨・歯周組織が再生することを保証する治療ではありません。歯ぐきに炎症がある場合は、まず歯周病の治療などを優先します。
注入後の状態にも、個人差があります
注入後の腫れが落ち着くまで、形や左右差を判断しにくい場合があります。また、製剤は時間とともに吸収されるため、形態の変化が永久に維持されるものではありません。追加の注入を希望される場合も、残っている製剤や組織の状態を確認して判断します。
治療前に確認すること
注射治療を検討する際には、気になる症状だけでなく、歯・歯ぐき・顎の状態を確認します。歯がすり減っている場合や、歯ぐきにすき間がある場合も、その原因によって必要な対応は変わります。お悩みがいつから続いているか、どのような変化を希望されているかをお聞かせください。
持病や服用中のお薬、過去の注射治療は、治療の適否を判断するうえで重要です。製剤や治療部位によって注意点が異なり、処置を延期したり、別の方法をご提案したりする場合があります。ご自身で判断せず、以下の内容を事前にお知らせください。
- 持病・治療中の病気:神経や筋肉の病気、出血しやすい病気、飲み込みや呼吸に関する症状など。
- 服用中のお薬・サプリメント:お薬手帳をお持ちください。血液を固まりにくくする薬なども、自己判断で中止しないでください。
- 妊娠・授乳・妊娠のご予定:使用する製剤の注意事項に照らして、治療が可能かを確認します。
- アレルギーや過去の副作用:注射、薬剤、麻酔などで体調が悪くなったことがある場合はお伝えください。
- 他院で受けた注射・注入治療:時期、部位、製剤名、量が分かる資料があればご持参ください。
注射を予定する部位に傷や感染、強い炎症がある場合もお知らせください。注射が苦手な方や、過去に気分が悪くなった経験がある方は、診察時にご相談ください。
治療の一般的な流れ
ご相談いただいた日に、必ず注射を行うわけではありません。診察で適応を確認し、治療の目的や期待できる変化、ほかの選択肢、リスク、費用をご説明します。疑問や不安を確認したうえで、処置を進めます。
- 問診・診察お悩み、持病、お薬、これまでの治療を伺い、歯や歯ぐき、筋肉などの状態を確認します。
- 治療方針と費用のご説明使用する製剤、部位、予定する処置、効果の限界、副作用、通院や費用についてご説明します。
- 注射・注入の処置治療計画に沿って処置を行います。痛みや体調の変化を感じた場合は、その場でお知らせください。
- 処置後の確認・経過観察処置した部分と体調を確認し、生活上の注意や連絡が必要な症状をご案内します。必要な時期に経過を確認します。
注射の処置時間の目安は、ボツリヌス治療で5~10分程度、ヒアルロン酸注射で10~15分程度です。診察や説明、処置後の確認を含む滞在時間とは異なります。通院回数や治療期間は、治療する部位や経過、追加処置の必要性などによって変わります。
主なリスク・副作用
注射による治療にも、副作用や合併症があります。体内に存在する成分を用いる場合や、国内で承認された製剤を使用する場合でも、リスクがなくなるわけではありません。使用する製剤と治療内容に即して、診察時にご説明します。
共通する主なリスク
針を刺す際の痛み、注射部位の赤み・腫れ・出血・内出血、感染、アレルギー反応などがあります。注射に伴う緊張などで、気分が悪くなる場合もあります。
ボツリヌス治療で起こり得ること
噛む力の低下、噛みにくさ、筋肉の違和感、笑い方や表情の変化、左右差などが生じることがあります。まれに、注射した部位以外にも作用が及び、飲み込みにくさや呼吸のしにくさ、全身の筋力低下などが起こる可能性があります。
ヒアルロン酸注射で起こり得ること
しこり、凹凸、左右差、炎症などが生じることがあります。また、まれに血管内への注入などによって血流障害が起こり、組織の壊死につながる可能性があります。顔面への注入では、視力障害などの重大な合併症も報告されています。
処置後に、強い痛みや急な体調の変化がある場合
強い痛み、注入部位が白くなる・暗い色になる、腫れや赤みが悪化するなどの変化があれば、直ちに施術した医療機関へ連絡し、緊急の診察を受けてください。息苦しさ、飲み込みにくさ・話しにくさ、急な見え方の異常がある場合は、速やかに救急受診してください。息苦しいなど緊急時は119番に連絡し、次回の予約日やWEB予約の返信を待たないでください。
処置後の過ごし方
処置した場所を強く押したり、自己判断で揉んだりすることは避け、担当医の指示に従ってください。運動、飲酒、入浴、マッサージなどの注意点は、使用する製剤や処置の内容によって異なります。
腫れや内出血が出る場合があるため、大切な予定がある方は治療前にご相談ください。追加の注射は、変化が十分に評価できる時期や副作用の有無を確認して判断します。ほかの医療機関で治療を受ける際も、今回使用した製剤や処置時期をお伝えください。
費用について
このページでご案内しているボツリヌス治療・ヒアルロン酸注射療法は、保険適用外の自由診療です。予定する部位や使用量、追加処置の有無を確認し、治療前に費用をご説明します。
| 治療内容 | 料金 |
|---|---|
| ボツリヌス注射(咬筋) | 55,000円 |
| ヒアルロン酸注射 | 44,000円 |
ヒアルロン酸注射は、1mLを超える場合、1mLごとに22,000円が追加されます。
表記された料金の対象範囲と、診察・検査・追加処置などを含む予定費用は、診察時にご確認ください。継続して治療を行う場合は、その都度必要性と費用をご説明します。
よくあるご質問
歯ぎしりがあれば、ボツリヌス治療が必要ですか?
すべての方に必要なわけではありません。歯や顎の状態、症状の原因、これまでの対応を確認します。歯を保護するマウスピースや生活習慣への対応なども含めて、治療方針を考えます。
ヒアルロン酸で、下がった歯ぐきを元に戻せますか?
歯ぐきの位置やすき間の原因によって、適応は異なります。注入は組織のボリュームを補うことを目指すもので、失われた骨や歯周組織を元通りにする治療ではありません。まず歯周病の有無などを確認します。
相談だけでも受診できますか?
はい。治療を受けるか迷っている方もご相談ください。ご希望と診察結果を踏まえてご説明します。無理に当日の処置を決める必要はありません。
歯ぎしり・食いしばり、
歯ぐき・口元のお悩みをご相談ください。
お口の状態とご希望を伺い、治療の適否やほかの選択肢をご説明します。治療名が分からない場合も、お困りのことをお聞かせください。
WEBは仮予約です。医院からの確認をもって予約確定となります。再診の方、お急ぎの方、院長の診療をご希望の方はお電話ください。
スマイル歯科クリニック
埼玉県深谷市上柴町西4-2-14 アリオ深谷2階
