親知らず
院長より
親知らずについて、多くの患者様から疑問や不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。当院では、親知らずに関する悩みを解消し、適切なアドバイスと治療を提供いたします。親知らずは、奥歯の一番最後に生えてくる歯です。一部の方には問題なく生えてきますが、多くの場合、十分なスペースがないために歯並びに影響を及ぼすことがあります。また、十分に生えるスペースがないと、部分的に生えたり、埋もれたままになることもあります。親知らずが正常に生える場合でも、適切なケアと定期的な検診が必要です。
親知らずの抜歯が必要な場合は、最新の技術と安全性を重視した抜歯を行います。また、保存的なアプローチが可能な場合は、その選択肢もお伝えいたします。私たちの目標は、患者様が健康で快適な口腔環境を保つことです。親知らずに関するお悩みや質問があれば、いつでも私たちにお申し付けください。皆さまの笑顔と健康をお守りするために、全力でサポートいたします。
親知らずとは
親知らずとは、奥歯の一番最後に生えてくる歯のことを指します。一般的に、成人になる頃に生えてくることが多い歯です。
通常、上下左右の計4本がありますが、個人差や歯の状態によっては、生えてこない場合もあります。
親知らずの影響
親知らずは正しく生えてくることが少なく、他の健康な歯や歯並びに悪影響を出す場合が少なくありません。そのような場合には抜歯も検討します。
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歯ぐきが腫れる
親知らずは他の歯と比べてスペースが限られているため、適切な位置に生えず、部分的に生えたり埋もれたりすることがあります。これにより、歯ぐきの周囲に細菌や食べかすが溜まりやすくなり、歯ぐきが腫れたり炎症を起こすことがあります。腫れや痛みを感じる場合は、歯周病や歯根破折などの原因が考えられます。
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隣の歯を押して歯並びが悪くなる
親知らずが適切な位置に生えず、斜めに生えたり圧迫したりすることがあります。特に、下の親知らずが上の歯に対して逆噛み合い(クロスバイト)となることがあります。これにより、隣の歯が押されたり、歯並びが乱れたりすることがあります。
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隣の歯を突き破ってしまう
親知らずが埋もれた状態から突如成長し始めることがあり、その際に隣の歯を圧迫し、押し上げることがあります。これにより、隣の歯が移動してしまい、押し出されることがあります。この現象を「親知らずの突出」と呼びます。